CONTENT MARKETING DAY 2024 レポート 第1弾:生成AIで創造性をブーストする3ステップ ~人とAIの新たな協働~

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  • 生成AIとコンテンツマーケティングの実践者である中山順司氏が、2024年11月15日〜30日までリアルとオンラインで開催された「CONTENT MARKETING DAY 2024」で講演を行いました。人間とAIの協働による新しいクリエイティブの形を探るこの講演では、実践的な手法やインサイトが共有されました。


生成AIで創造性を高めるには?

生成AIは人の創造性を刺激し、新たなアイデアを生み出す可能性を秘めています。

中山順司氏は、これを「万華鏡」に例え、過去の知識や経験を再構築することで、柔軟な発想やひらめきを生み出す仕組みを解説しました。

そして、こうしたひらめきを最大化するために、中山氏は「3つのステップ」を提案しています

 

登壇者のプロフィール

中山順司
SEO・ソーシャル・動画の3領域でのコンテンツ企画と制作が得意な生粋のコンテンツクリエイター。
ソフトバンク、楽天トラベル、Six Apart、freee、ファベルカンパニーを経て2024年に独立。コンテンツマーケティングを専業とし、オウンドメディアとYouTubeの設計 / 企画 / 執筆 / 編集 / 分析 / 改善 / SEO を幅広く行う。
MarkeZine、Web担当者Forum、ねとらぼ、WorkshipMAGAZINE等で執筆しつつ、Content Marketing Academyでは特任講師を務める。  

 

 

 

AIを活用して創造性をブーストするための3ステップ

中山氏は、生成AIを単なる効率化ツールではなく、人間の創造性を引き出すパートナーとして活用するために、3つのステップを提案しました。このプロセスを実践することで、AIは補助的な役割を超え、新たなアイデアを生み出すためのツールへと進化します。

 

1.ステップ1(初級): AIを「下僕(効率化ツール)」として活用し、大量の素材を生成する

最初のステップでは、まずはAIを活用し、発想の幅を広げるための素材を集めることから始めます。AIは短時間で多くの情報やアイデアを提供できるため、ゼロから考える手間を省き、より多様な選択肢を得ることができるのがメリットです。
例えば、ブログのテーマを決める際に、AIに「○○に関するアイデアをいくつか出して」と頼めば、自分では思いつかなかった切り口を発見できるかもしれません。
この段階では、AIをあくまで「インスピレーションを得る手段」として活用し、まずは幅広い選択肢を手に入れることがポイントになります。 

画像1-1生成AIを「下僕」として活用し、対話を重ねながら単純作業やアイデア出しを任せるステップ。プロンプトの精度よりも会話を通じた調整が重要で、対話を続けることで企画案を具体化していきます。 

2.ステップ2(中級): AIを「相棒」として活用し、アイデアを深める

次のステップでは、AIと対話しながらアイデアを発展させることを意識します。

AIを「相棒(パートナー)」として活用し、アイデアをさらに深めていきます。
具体的には、AIに「このアイデアをもう少し掘り下げるとしたら、どんな視点が考えられる?」と質問したり、「この発想を別の業界に応用するとどうなる?」といった問いを投げかけたりすることで、より多面的な視点を得ることができます。
こうしたやり取りを重ねることで、アイデアが単なる思いつきではなく、深みのあるものへと進化していきます。


ここで中山氏は「 生成AIに遠慮は禁物」と強調しています。

AIとの対話を恐れず、積極的に試行錯誤することで、思いもよらないアイデアが生まれる可能性があります。
AIとの対話では、 遠慮せずに深掘りすることが大切です。

むしろ厳しく問い詰めることで、より質の高い答えを引き出せます。人間同士ではためらうような質問も、AIなら気兼ねなく試せます。
例えば、「 60点のアイデアを100点にするにはどうすればいいか?」とAIに繰り返し問い詰める(ハラスメントプロンプト)ことで、 AIの回答の質を高めることができます。AIは遠慮なく率直なフィードバックを返してくれるので、新しい視点や改善点を得るのに役立ちます。

 
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生成AIを「相棒」として活用し、対話を通じてアイデアを深掘りするステップ。ハラスメントプロンプトで詰めたりすることで、新たな視点や発想を引き出します。

3.ステップ3(上級): AIを「師匠」として活用し、アイデアを磨き上げる

最後のステップでは、AIを「師匠」として扱い、自分のアイデアの本質を抽象化し、客観的に見直すことを目指します。ここでは、AIの持つ膨大な知識やデータを活用しながら、より洗練された形に仕上げていきます。
例えば、文章を作成した後に「この説明をもっと明確にできる?」とAIに確認したり、「別の角度からの表現も試したい」と相談したりすることで、より分かりやすく、説得力のある内容に仕上げることができます。

この段階では、AIの提案をそのまま受け入れるのではなく、自分の視点で取捨選択し、最適な形へと仕上げていくことが大切です。

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生成AIを「師匠」として活用し、対話を通じて抽象化と具体化を行き来しながらアイデアを磨くステップ。ステップ2までで構築した企画を深掘りし、新たな視点や展開を引き出します。

セッションのまとめ

生成AIは、人間の思考を補完し、より深い洞察や独自のアイデアを生み出す良きパートナーです。
中山氏が提唱する「3つのステップ」は、その可能性を最大限に引き出すための具体的な手法でした。

まず、AIを大量の素材を生み出す 「効率化ツール」 として活用し、次にAIと対話しながら洞察を深める 「相棒」 として用い、最後にAIを 「師匠」 として位置づけ、アイデアを磨き上げる。この流れを実践することで、AIは単なる補助的な存在を超え、人間と共に新しい発想を生み出す真のパートナーとなります。

中山氏の「遠慮は禁物」という言葉には特に共感しました。AIとの対話をためらうことなく、積極的に問いかけることで、新たな発想やひらめきを得られると改めて実感しました。

また中山氏は、「AIが知識を提供し、人間がそこに光を当てることで、まるで万華鏡のように新しいアイデアが生まれる」と述べています。この言葉のとおり、AIを単なる作業の効率化ツールとしてではなく、協働しながら新たな視点やアイデアを引き出す存在として活用することが重要です。

そんなAIをパートナーとして迎え、「人とAIの新たな協働」を実感するために、この3ステップを試してみてはいかがでしょうか。





▼中山氏の講義に興味のある方は実際の動画をぜひご覧ください

中山さん

【CMD2024】実演で解説:生成AIでヒトの創造性をブーストする3ステップ【中山 順司氏】

 

 

執筆:ウー・ピーター
CONTENT MARKETING ACADEMY リサーチャー
※本記事は執筆及び画像作成にあたり、ChatGPTを利用しています。

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