ワークショップ開催レポート。刺さる潜在層向けコンテンツをカスタマージャーニーマップなしで商品から発想する法

  • ワークショップ開催レポート。刺さる潜在層向けコンテンツをカスタマージャーニーマップなしで商品から発想する法
  • ペルソナ、カスタマージャーニーマップを緻密につくりあげ、必要な戦略を練っていく。これがコンテンツマーケティングの基本。しかし、コンテンツの発想法はそれだけではない。今回は、あえてペルソナやカスタマージャーニーマップを作成せず、商品特徴からスタートし、ユーザーに刺さるコンテンツをつくるというワークショップを開催。参加いただいたのは、GMOアドマーケティング株式会社の皆さん。

ワークショップで体験するのは、潜在層向けのコンテンツの“効率的な”作り方

今回のワークショップのテーマは、商品をまだ認知していない潜在層向けのコンテンツの作成の仕方。いわゆる、カスタマージャーニーマップの前段の“認知”のステップにあたるコンテンツをどのように発想するか。

潜在層とは、本人自身がまだその商品の認知もせず、もちろん購入検討にも入っていない層。そうしたユーザーに興味を持ってもらい、最終的に商品購入につながるようなコンテンツとはどんなものがあるのか。ワークショップ当日は、過去に話題になったさまざまな事例を、いくつかの“成功コンテンツ”のパターンに分類し、分析を交えながら紹介した。

たとえ、話題にあがるようなコンテンツがつくれたとしても、それが商品そのものの購入につながらなければ、意味をなしえない。あくまで商品購入につながるコンテンツが基準となる。

ワークショップでは、その基準を重要し、必ず商品に帰着するコンテンツをつくるための、オリジナルの発想法を紹介。参加者には、実際にその発想法にそって、コンテンツのアイデア出しから、企画概要をかためコンテンツ設計書の作成まで5つのステップにわけ、体験していただいた。

発想するにも“型”がある。“コンテンツ発想マップ”を使って発想を促す!

ワークショップには、GMOアドマーケティング株式会社の広告事業に携わる方々10名が参加。GMOアドマーケティングは、現在、独自のアドネットワーク「AkaNe」でスマートフォンを中心としたネイティブ広告の配信をしている。ただし、ネイティブ広告といえど、必要なコンテンツでなければ、ユーザーには嫌がられてしまい、結果的に情報は伝わらない。そこで、GMOアドマーケティングでは、広告主代理店に対して、「広告を、ユーザーに着実に届くコンテンツとして提案する」という事業を強化するため、さまざまなことに取り組んでいる。今回のワークショップも、その強化の一環として開催に至った。当日は3チームにわかれて、朝10:00から15:00まで、グループワークにみっちり取り組んでいただいた。

<タイムスケジュール>
10:00 ワークショップ開始・全体レクチャー
10:30 ステップ1「商品特徴を知る」
10:40 ステップ2「コンテンツ発想マップをつくる」
12:00 ランチタイム
13:00 ステップ3「ユーザーを抽出する」
13:45 ステップ4「企画概要をつくる」
14:30 ステップ5「タイトルを決める」
14:45 発表・総括
15:30 終了

ペルソナ・カスタマージャーニーマップ作成ワークショップと同様に、参加者が実際に業務内で扱っている商品を取り上げた。参加者の声を、一部抜粋してご紹介しよう。

「今回、咀嚼し実践に活かしたいと思った知識や方法は以下のとおり。

  • 潜在層向けコンテンツの存在意義は、ユーザーが歩み寄るものではなく、コンテンツから歩み寄るものでないといけない。
  • コンテンツには型があり、ストーリーと掛け合わせて作ることができる
  • コンテンツを発想する際、接続詞などで発想を促すことができる(以下、省略)」(営業企画部)

「(今回の発想法が)コンテンツマーケティングだけにとどまらず、記事LPや広告原稿にも活かせると感じ、大変勉強になった」(営業企画部)

「(前略)普段からコンテンツを考えていくうえで、コンテンツの型を意識せずに行っていたが、あらためて表にし、事例を拝見したことで再確認できた」(事業開発部)

「ワークショップを通じて、自身の考えがまとまった。可視化できた。(コンテンツマーケティングに※筆者注)向き/不向きの業種の話も大変参考になった」(営業企画部)

「今回はペルソナ設計をやらなかったので、そこも知りたかった」(営業企画部)

「役立ちそうなこと。

  • コンテンツ発想のための考え方
  • ネットコンテンツの切り口の型
  • 商品特徴からネタを発想する考え方」(事業開発部)

「コンテンツの発想方法、コンテンツの型×訴求方法のマトリクス」(事業開発部)

多くの参加者に共通して感じていただけたのは、発想するにも型があり、ワークショップでご紹介した我々の独自の“型”は非常に有用性があったということ。当日はいくつかの型を紹介したが、その中のメインは“コンテンツ発想マップ”。実際に、このコンテンツ発想法を体験したい方は、ぜひ、以下のワークショップのページからご連絡を。

もちろん「ペルソナ・カスタマージャーニーマップ作成」をテーマにしたワークショップも、引き続き開催中。「コンテンツ発想マップ」でもどちらでも、ご興味のある方でお問合せを。

ワークショップのお問合せはこちら。

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