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CONTENT MARKETING GRAND PRIX

国内唯一のコンテンツマーケティング専門のグランプリ"国内唯一のコンテンツマーケティング専門のグランプリ"

エントリー期間2024.11.1~12.31

結果発表結果発表

日本国内の優れたコンテンツマーケティングの取り組みを広く伝え称える「コンテンツマーケティング・グランプリ」
対象は記事サイトに限らず、動画・音声・紙メディアなども含めた自社媒体・自社オリジナルコンテンツでの取組全般です。
年々その規模を拡大し続ける本グランプリは、第4回目を迎える今回は自薦・他薦を含む約100件のエントリーを賜りました。その中より、厳正なる審査のもと選ばれた12作品が見事受賞の栄誉に輝きました。

結果発表MOVIE

みなさま数々の自薦・他薦エントリーありがとうございました!

6名の審査委員と約25名の有識者による厳正なる投票と審査のもと、選出された受賞メディアをご紹介いたします。

受賞メディア

グランプリ

本年度は5部門から
7作品がグランプリ受賞となりました。

リクルートコンテンツ部門

ハッケン・テンプ/
パーソルテンプスタッフ株式会社様

https://www.tempstaff.co.jp/corporate/hakken/

『ハッケン・テンプ』は派遣=(イコール)ネガティブなイメージを持たれがちな中、自ら派遣という働き方を選んだ人たちのインタビューを通していろんなヒトのストーリーを紹介するメディア。実際に派遣でお仕事されている方を実名で取材し、延いては業界のイメージ向上を目指し運営されています。

ハッケン・テンプ
評価ポイント
壽 かおり氏 壽 かおり氏

人事系メディアは数多く存在する中、本メディアは派遣領域に特化し、実名で率直な意見や対策を含む生々しいコンテンツを提供している点が際立っています。
KPIの設定もユニークであり、単純な定量データではなく、「記事への感想フォームを通じた読者の声」や「インタビュー対象者のアンケート結果」を指標として活用している点は、メディア運営における新しい視点を提供しています。
「テンプスタッフらしさ」をメディアで表現する姿勢も素晴らしく、サイト名やデザインで「テンプが派遣について語る場である」ことが一瞬で伝わる見せ方もお見事。
特筆すべきは、サイトのトップに設置された大きな「記事への感想欄」です。インタビュー対象者が「すごい人」に見えがちな中で、読者と同じ目線を持つことができる仕組みを導入している点は、非常に優れたアイデアだと言えます。
以上の点から、本メディアは派遣領域において独自性を確立し、読者との対話を重視したメディア運営を実現していることが評価され、グランプリ受賞に至りました。

受賞者の声

このたびはグランプリに選出いただき、大変光栄です。ありがとうございます。 「派遣」は働き方のひとつとして、多くの方々に活用いただいている一方で、ネガティブなイメージもあります。 「ハッケン・テンプ」は派遣の実態や派遣社員の本音をリアルに届けたい。 そして、働きたいと思っている方に何か新たな発見や一歩踏み出す力になれたらという思いで運営してまいりました。 これからも雇用形態にかかわらず、自分らしく“はたらく”の実現に向けて邁進してまいります。

CMAよりひとこと

インタビューコンテンツは数多くありますが、こちらの作品はありきたりな内容ではなく、インタビュイーの本音や人生観に深く切り込んだ素晴らしい内容です。
記事を読み終えると、派遣という働き方について自然と前向きに捉えられるようになるうえに、テンプスタッフへの親近感も湧いてきます。記事コンテンツにとって重要な「読後感」の設計のお手本となるような作品です。

専門コンテンツ部門

ワンクォール/株式会社カインズ様

https://magazine.cainz.com/wanqol/

「犬と飼い主の幸せ」と犬たちの動物福祉向上を目指して様々な情報を紹介するメディア。単なる商品紹介やペット情報にとどまらず、保護犬や譲渡会への取り組みなど社会問題も発信されています。

ワンクォール
評価ポイント
渡辺 一男氏 渡辺 一男氏

専門コンテンツ部門でグランプリを受賞された『ワンクォール』は、「犬と飼い主のQOL向上」をテーマに、ペットに関する情報発信を超えて、飼い主の暮らしそのものに寄り添う姿勢が高く評価されました。短期的な売上追求ではなく、ブランドへの信頼感を軸にしたコンテンツマーケティングのお手本のような取り組みです。
特に、商品を深く理解する飼い主の気づきを促すコンテンツが、結果としてカインズブランドの差別化にもつながっており、読み手との長期的な信頼関係づくりに成功しています。また、「しっぽの出逢い」や「くみまち犬猫譲渡会」など、保護活動とも連動した一貫性のある発信からも、読者との真摯なコミュニケーション姿勢が感じられました。
犬と飼い主の心に深く届く、優れたコンテンツ運営が高い評価につながりました。

受賞者の声

グランプリに選出いただき、ありがとうございます。また、これまでWanQolと一緒に歩んできてくださった全ての読者さん、クリエイターさん、そして専門家のみなさんに心から感謝いたします。WanQolは、わんちゃんと飼い主の幸せを一番に考えて運営してきました。ささやかな日々の中にも、自分と愛犬らしい幸せな思い出を一つでも多く作って欲しいと願っています。そのくらしDIYのヒントとなるメディアであれるよう、これからも精進してまいります。

CMAよりひとこと

かわいいペットの写真がならんでいると、ついつい目をとめてしまいますよね。本作品は、そうしたわんちゃんのかわいさだけに留まらず、便利グッズやケア情報、おすすめスポットなど、わんちゃんと飼い主さんの暮らしに寄り添った情報が満載です。
ただアクセスを稼げばよいというわけではありません。命の大切さや、わんちゃんと暮らす幸せを感じさせてくれる、すばらしい作品です。

専門コンテンツ部門

宙畑/株式会社Tellus様

https://sorabatake.jp/

ちょっととっつきにくいと思われがちな「宇宙産業」で今起きていることを高い企画力で発信しているメディア。ビジネスレポートやデータ分析など詳しい方向けから、衛星データの日常利用などの身近なものまで様々なテーマや切り口のコンテンツを独自のスタイルで展開されています。

宙畑
評価ポイント
村上 健太氏 村上 健太氏
フジイ ユウジ氏 フジイ ユウジ氏

専門コンテンツ部門でグランプリを受賞された『宙畑(そらばたけ)』は、衛星データという専門性の高い分野を、ビジネス視点から身近な活用法まで幅広く発信し、その企画力と編集力が高く評価されました。一貫した世界観と明確なメッセージを軸に、ニッチ領域でありながら多くの人を惹きつけるコンテンツづくりを実現しています。

また、メディア名やデザインにも企業の想いがしっかり反映されており、内閣府や経産省、JAXAの資料に引用されるなど、社会的な信頼性と影響力も抜群です。宇宙産業を身近にし、実際のビジネス貢献にも成功している、まさにコンテンツマーケティングのお手本です。

受賞者の声

この度は、このように栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。 私たちは、宇宙ビジネスや地球観測衛星が取得したデータの可能性を、より多くの方々にお伝えしたいという思いで、地道にコンテンツを制作してまいりました。今回その取り組みを評価していただいたことは、編集部一同にとって大きな励みとなっております。また、日頃より「宙畑」に関わってくださっている皆様へ、あらためて深く感謝申し上げます。 宇宙ビジネスは、農業、自動車産業、小売業、インフラ、行政など、あらゆる産業との掛け算によって新たな価値を生み出せる領域です。この受賞を機に、多方面のメディアや企業の皆様とのコラボレーションがさらに進み、宇宙産業の魅力と可能性を、より幅広い方々へお届けできれば幸いです。 今後とも、宇宙ビジネスの発展に向けて尽力してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

CMAよりひとこと

自社の利益だけでなく、国内の宇宙ビジネス全体の発展をも目指しているという本作品。その根底には、このメディアを運営されている方々の、宇宙に対する純粋な好奇心や探求心がありました。お話を伺うと、みなさん本当に宇宙のことが好きなのです。
「●●が好き!●●は面白い!だから、より多くの人に●●のことを伝えよう!」そんなシンプルで強い動機が、実は優れたオウンドメディアの種となるのかもしれませんね。

専門コンテンツ部門

しゃかいか!/株式会社しゃかいか様

https://www.shakaika.jp/

日本全国の工場を訪問し、そこで働く人やこだわりの製品が生み出される現場を紹介する、工場見学訪問ブログです。
子どもにも大人にも人気の社会科見学、工場見学を通じて日本のものづくり現場を紹介・応援する目的で運営されています。

しゃかいか!
評価ポイント
野島 光太郎氏 野島 光太郎氏

『しゃかいか!』はコミュニティ会員の推薦を受けてエントリーされ、投票と審査員審査の両面で優れた評価を獲得しました。
専門コンテンツ部門でグランプリを受賞した『しゃかいか!』は、「大人向けの社会科見学」という独創的な切り口で、ものづくりの現場を深く掘り下げ、幅広い読者層の潜在的なニーズを見事に引き出しています。さらに、2023年に開設された拠点『しゃかいか!京都 “本しゃ”』の取り組みからは、オウンドメディアとしての価値を高め、持続可能なブランドを築こうとする強い意志を感じました。
企業や地域との交流を通じて共感や学びを共有し、コミュニティを育てる姿勢は、国内でも貴重な「オーディエンス・ビルディング」の成功事例となる可能性を秘めています。

受賞者の声

「しゃかいか!」をグランプリに選んでいただきありがとうございます。大変光栄です。2014年の開設以来、大切に育ててきたメディアなので評価をいただけたこと、とてもうれしく思います! 「しゃかいか!」は、直接的な売上には繋がらないものの、私たちのことを知っていただくきっかけとなったり、同じ時代にがんばっている人たちと出会う場所にもなっています。今回の受賞を励みに、今後も「しゃかいか!」を通じて、社会に貢献できるような情報発信を続けてまいります。

CMAよりひとこと

社会科見学とか工場見学という言葉って、なぜかわくわくしますよね。ふだん見ることができない仕事の裏側を、ほどよい距離感で知ることができる、非日常の楽しさがあります。
本作品は、仕事現場の写真やインタビューのやりとりを通じて、読者も一緒に見学している気分になれます。みなさんも、ぜひいつもの日常から外に目を向けて、いろいろな仕事に想いを馳せてみませんか。

CMAコミュニティ部門

一人旅専門メディア ソロトリマガジン/株式会社ホーン様

https://magazine.solotori.jp/

一人旅をテーマにしたライフスタイル・マガジン。 従来の観光モデルでは注目されにくかった穴場スポットや施設を一人旅コンテンツとして紹介することで新たな価値を見出すという独自の切り口で地域活性化に貢献されています。

ソロトリマガジン
評価ポイント
中山 順司氏 中山 順司氏

『ソロトリマガジン』は、一人旅をテーマに、温泉や鉄道旅、ご当地グルメ、歴史や絶景スポット、女性向けの旅まで幅広い情報を丁寧に発信している点が高く評価されました。特に、実際の体験や取材をベースにした「リアルな情報」と、個性豊かなライター陣による多彩な視点が魅力的で、読者から「こういう記事が読みたかった」と共感を得ています。また、ユーザー参加型の企画を通じて、読者とメディアが一緒にコンテンツを作り上げる仕組みも秀逸でした。
旅の楽しさをリアルに伝え、読者の共感を引き出す姿勢は、コミュニティ型メディアの理想形といえます。

受賞者の声

この度はグランプリという栄誉ある賞をいただき、心より感謝申し上げます。ソロトリマガジンは「ソロをもっと気軽に、ソロからゆるいつながりを」というミッションのもと、一人旅を通じて地域の魅力を掘り下げてきました。ソロを「独身」ではなく「自分のための時間」と定義し、既婚・独身に関わらず大切にすべき時間として提案しています。読者の皆様から一人旅の思い出をシェアしていただく「みんなのソロトリ」も大きな柱となっています。これからも豊かなひとり時間の価値を発信してまいります。

CMAよりひとこと

本作品がすばらしいのは、一人旅をすんなりと受け入れて「自分もやってみようかな」と思わせる雰囲気にあります。かっこつけすぎていない自然体な文書、へぇ~!とかあるある!な記事ネタ、キャラクターやデザイン、どれをとってもふんわりとやわらかい独特の世界観です。
「一度きりの人生、自分に正直にやりたいことをやってみようよ」とやさしく語りかけられている気分です。ぜひ見てみてください。

技術ブログ部門

SHIFT Group 技術ブログ/
株式会社SHIFT

https://note.shiftinc.jp/

「SHIFT Group 技術ブログ」は、SHIFTの従業員が執筆者となり「SHIFTの技術」を発信し続けているブログです。2020年5月の開設以来、コンテンツ企画から運用までを完全内製しているのが大きな特長で、専門性と熱量の高い多様なコンテンツが日々生み出されています。

SHIFT Group 技術ブログ
評価ポイント
中山 順司氏 中山 順司氏
壽 かおり氏 壽 かおり氏

技術ブログ部門でグランプリを受賞された『SHIFT Group技術ブログ』は、社員の約20人に1人が記事を執筆しているという点が大きく評価されました。社内に広く執筆文化が根づき、現場からの具体的で実践的な情報発信が絶えず行われていることが伝わってきます。また、執筆者同士のコミュニティ運営や読者からの反響フィードバック、さらに認知度や採用者アンケートを活用した効果測定など、メディアとしてPDCAを回す仕組みも非常に優れていました。
数ある技術ブログのなかでも、質・量ともに際立ち、技術者にとって実用的で模範的な存在として高い評価を得ました。

受賞者の声

グランプリに選出いただき大変光栄に存じます。スキルやナレッジを自発的にコンテンツとして発信してくれる執筆者はもちろん、運用の自動化・効率化を担うメンバーや、応援してくれた社内メンバー、そして何より読者のみなさまのおかげで、技術ブログを通した発信はSHIFTのカルチャーとして確立されました。今後もブログを核とした社内外のコミュニティを拡大しながら、新たな「技術」を発信しつづけてまいります。

CMAよりひとこと

本作品はnoteコンテンツですが、よくある技術ブログとは、ひと味もふた味も違います。まず感じるのは、その熱量と専門性とテーマの幅広さ。よくここまで記事ネタを広げられたな…と感心します。
2022年にグランプリに輝いた、シャープ株式会社さまの「シャープ公式note」では「胸焼けするぐらいの愛」をテーマに掲げていらっしゃいましたが、本作品も負けじと、「胸やけするぐらいの『技術愛』」を感じさせてくれる作品です。

紙面コンテンツ部門グランプリ

流体技術マガジン/株式会社エイチツー

https://www.eichitwo.com/?page_id=2633

こちらは紙媒体で、流体エンジニアメーカーとして流体に関わるトピックを特集記事としてまとめた業界誌です。内容が難しい、文字が多く読みにくい という従来の業界誌のイメージを払拭したデザイン性とバラエティー性に富む表現方法を意識して制作。すべて内製されています。

流体技術マガジン
評価ポイント
フジイ ユウジ氏 フジイ ユウジ氏

紙面コンテンツ部門でグランプリを受賞した『流体技術マガジン』は、流体機器というニッチな分野で、他に例を見ないユニークなコンテンツを提供しています。従業員25名という小規模なメーカーでありながら、企画・制作をすべて自社で行い、業界内での認知拡大や社内教育にも役立つ質の高い情報を発信し続けている点が大きく評価されました。
特に、読者を楽しませる工夫が随所にあり、専門誌の枠を超えて多くの人に魅力を伝えています。日本全国の中小企業がコンテンツマーケティングを行う上で、お手本となるような素晴らしい取り組みです。

受賞者の声

この度はグランプリにご選出頂き誠にありがとうございます。 ポンプメーカーとして、実際の現場を知る者として、読者に限りなく近い位置からリアルな視点で流体技術マガジンの執筆を続けて参りました。読者の方々からの励ましのお言葉に背中を押してもらいながら、「業界誌なのに面白い!」と読み進めてもらえるようなコンテンツにブラッシュアップしていきたいと思います。

CMAよりひとこと

グランプリ史上初の、紙媒体(PDF配布)の作品です。顧客リード獲得や、引き合い増のために登録型のお役立ち資料を配布している企業はたくさんありますが、本作品は他のどれとも異なり、圧倒的な独自の価値を生み出しています。
内容の企画力、取り上げるテーマ、顧客との接点づくり、継続して制作する仕組み…など、全てを内製化することによって積み上げられた工夫が満載。小さい組織でも、ここまでできるのかと驚かされる作品です。

優秀賞

本年度は5作品が優秀賞に輝きました。

ソフィはじめてからだナビ/ユニ・チャーム株式会社

https://jp.sofygirls.com/ja/home.html

ユニ・チャームが運営する製品情報サイトのスペシャルコンンテツ。アンバサダーの投票が多かった作品です。小学3~4年生くらいの女児向けコンテンツとして、読者の目線に立ってわかりやすく親身になっている姿勢が素晴らしいと高く評価されました。

ソフィはじめてからだナビ
評価ポイント
村上 健太氏 村上 健太氏

優秀賞を受賞された『はじめてからだナビ』は、生理に関する正しい情報を親しみやすく伝える総合サイトとして、小中学生の子どもを持つ保護者から絶大な信頼を得ている点が高く評価されました。特に、生活や健康など人生に大きな影響を与える重要なテーマ(YLYM=Your Life, Your Money領域)を扱うサイトとして、専門家監修のもと正確で信頼できるコンテンツを提供する姿勢が秀逸です。
読者の悩みや不安に寄り添い、具体的なターゲット像を設定することで、コンテンツの深さや共感性を高め、企業ブランドの価値向上にもつながっています。他分野のメディアにとっても参考となる、丁寧で信頼感のある取り組みです。

受賞者の声

この度は、コンテンツマーケティング2024 グランプリという栄誉ある賞を賜り、誠にありがとうございます。「ソフィはじめてからだナビ」は、女の子のからだの変化と生理に寄り添い、正しい知識と適切なケアを届けることで、多くの不安や悩みに寄り添いたいという想いから運営を続けてきました。今回の受賞を励みに、これからもサイトを通して、女の子たちが心身ともに健康で、自分らしく輝ける毎日を過ごせるよう、コンテンツ制作に一層邁進してまいります。

CMAよりひとこと

コンテンツ企画制作の基礎では「読者を具体的に絞り込むことによって、より深い理解や共感を得るコンテンツを生み出すことができる」とされています。まさに本作品は、それをしっかり体現されていらっしゃいます。
さらには、業界をリードする企業としての真摯さ、真面目さも感じることができ、こんなコンテンツがもっとインターネットに増えていけばいいな…と感じる作品でした。

YAMAP MAGAZINE/株式会社YAMAP様

https://yamap.com/magazine

週末に登れる山からオススメのギアまで、登山にまつわる情報を高い更新頻度で掲載するメディア。登山を切り口に延いては次世代に自然、農業への興味関心を訴求するといった背景や、山は命に係わる情報、という責任意識の高い運営姿勢にも評価が得られました。

YAMAP MAGAZINE
評価ポイント
野島 光太郎氏 野島 光太郎氏

山登りを単なるアウトドアとして楽しむだけでなく、「学び」や「社会的意義」まで掘り下げたコンテンツ作りが特に評価されています。初心者からベテランまで幅広い読者層を意識したテーマ設定と、企業理念が自然に伝わる構成により、読者との共感やパートナー企業との信頼関係を築いています。

また、収益面の工夫と良質なユーザー体験のバランスが優れており、編集部の今後の取り組みにも大きな期待が寄せられています。

受賞者の声

この度は栄えある賞をありがとうございます。見る人は見てくださっていることは忘れず、自分たちにとっても、ユーザーにとっても、社会にとっても「いいな」と思うサービスやコンテンツを、これからも堂々と出していければと思います。

CMAよりひとこと

登山やトレッキングを楽しむ方で知らない人はいない、登山アプリ「YAMAP」。自然の楽しみ方、人と自然とのかかわり方について考えさせられる、こだわりが詰まったオウンドメディアです。
個人的にぜひ見ていただきたいのは、ユーザーから集まったフォトコンテストの記事。幻想的な風景、登山を楽しむ笑顔、かわいい山の動物、どれも胸が打たれる写真ばかりです。

積読チャンネル/株式会社バリューブックス様

https://www.youtube.com/@tsundoku-ch

個別の本を1時間近くじっくり魅力的にプレゼンテーションするチャンネル。
演者が「読書する面白さ」や「文化としての読書の意義」を実感している様子がリアルに伝わってくるため、視聴者も一緒にワクワクできます。また本来は地味になりがちな内容をエンターテインメント化することで、読書人口や関心層の拡張を図っている点も素晴らしい。などの評価がありました。

積読チャンネル
評価ポイント
野島 光太郎氏 野島 光太郎氏

優秀賞に選出された『積読チャンネル』は、コミュニティ会員から最多投票を獲得し、審査員からも非常に高く評価されました。特に、コンテンツマーケティングとビジネスモデルが巧みに連動し、本という商材に新しい価値と購買体験を生み出している点が秀逸です。
また、演者自身が読書の楽しさや意義を自然体で伝えることで、視聴者に「本を読む」という行為をエンターテインメントとして身近に感じさせています。読書人口の拡大にも貢献する、共感力の高い優れたコンテンツです。

受賞者の声

日々、よりよいコンテンツを作ることに注力しています。気がつけば目の前のことばかりに集中してしまいがちなのですが、こうした賞をいただくと「少しは意味のあることができていたんだ」と、創作の水中から顔を出せた心地がします。今回の受賞は、約1時間にも渡る長尺コンテンツを毎回見てくれている視聴者のみなさんのおかげです。これからもブレずに骨太な読書コンテンツをつくり、本の世界の楽しさを思いっきり届けていきます。

CMAよりひとこと

意外に思われるかもしれませんが、実は書店と動画コンテンツの相性は良く、2021年にグランプリに輝いた株式会社 有隣堂さまのYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」に続いて、今回が2作品目の受賞となりました。
街の本屋さんが減り、本を読む機会も少なくなっていると言われています。そんな中、書店が厳しい状況を乗り越えるために挑んだマーケティングには一見の価値あり。ぜひ参考にしていきたいですね。

Kakuri/角利産業様

https://kakuritools.com/

海外のユーザー向けに日本の工具を販売する越境ECサイト。単なる製品紹介ではなく「なぜ日本の工具を選ぶべきか?」という疑問に納得感を生み出すコンテンツクリエイティブの品質について審査委員から高い評価がありました。

Kakuri
評価ポイント
渡辺 一男氏 渡辺 一男氏

優秀賞として評価された『Kakuri』は、製品情報を伝えるだけでなく、ユーザーが購入に至るまでの一連の流れに沿ったコンテンツづくりが高く評価されました。工具の基礎知識から商品比較、具体的な使用方法や購入後のサポート情報まで丁寧に網羅されており、ユーザーが迷わず安心して購入に進めるよう配慮されています。
さらに、日本製と海外製の工具の違いを丁寧に説明することで、「なぜ日本の工具を選ぶべきなのか」という明確な納得感を与え、海外ユーザーへの訴求力も非常に優れていると感じました。 ユーザー目線で作りこまれたコンテンツ設計が、購買意欲を高める好例となっています。

受賞者の声

この度は優秀賞に選んでいただき、本当にありがとうございます! 電動工具が主流の中、日本の大工道具を広めるため、選び方や使い方の発信に力を入れてきました。 多くの方にその魅力を知ってもらい、実際に使っていただくことが私たちの目標です。 そして、その先にある技術継承や木工文化の発展に貢献することが使命だと考えています。 今回の受賞を励みに、これからも挑戦を続けてまいります。 支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます!

CMAよりひとこと

ECサイトのコンテンツとしては初めての受賞となりました。角利産業 株式会社さまは、鍛冶・金属加工で有名な新潟県三条市に本社を構え、伝統的な日本のモノづくりの精神を大切にしていらっしゃいます。
海外向けのマーケティングには慎重な部分もあったとのことですが、日本のモノづくりにも通じる、写真や言葉への「緻密なこだわり」と、海外の顧客の心に響く「魅せ方」の両方を兼ね備えたすばらしいコンテンツに仕上がっています。

ケイシャのしゃべり場/映像制作会社 KOO-KI

https://lit.link/kshanoshaberiba

映像制作の現場から、社員をゲストにトークする音声コンテンツメディア。審査委員から「会話の進行や編集などが上手で、よく聞くと細部のクオリティも高い」「社外に向けて積極的に継続して発信されている姿勢がすばらしい。」といった評価がありました。

ケイシャのしゃべり場
評価ポイント
村上 健太氏 村上 健太氏

優秀賞に選ばれた『ケイシャのしゃべり場』は、雑談スタイルの音声コンテンツでありながら、巧みな会話進行や編集力の高さで、数多くあるリクルート・広報コンテンツの中でも群を抜いているとの評価を得ました。社内だけでなく、社外に向けて積極的かつ継続的に発信を続けている姿勢も素晴らしく、企業ブランド発信における音声コンテンツ活用の成功事例として注目されています。
今後ますます音声コンテンツが企業コミュニケーションの重要なチャネルになる中で、新しい潮流をリードする存在として期待を寄せています。

受賞者の声

優秀賞に選定いただき、ありがとうございます。「ケイシャのしゃべり場」はKOO-KIの社員をはじめ、クライアントや協力会社など、さまざまなゲストの皆さまにご出演いただいたおかげで、よりオモシロイコンテンツへと昇華する事ができました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。これからもこの受賞を励みに、企業Podcastとして映像の魅力をお届けできるよう、さらに精進してまいります。

CMAよりひとこと

ポッドキャスト先進国のアメリカでは、利用したことがある人の割合は67%、1億9200万人にのぼるとのこと。日本でも少しずつ利用が広がっているようです。
音声コンテンツは「ながら聴き」できる良さに加えて、文字や動画には出せない、なんともいえない親しみやすさがありますね。本作品のように高いクオリティで継続して発信することで、企業のリクルートやブランド価値向上に大きく貢献できるでしょう。

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グランプリ2024実施要項

日本国内の優れたコンテンツマーケティングの取り組みを広く伝え称える「コンテンツマーケティング・グランプリ」。今回で4回目の開催となりました。記事サイトに限らず、動画・音声・紙メディアなども含めた、自社媒体・自社オリジナルコンテンツでの取組全般が対象となります。
これまでグランプリに輝いた作品は、授賞式、イベント登壇、各種メディアからの取材などを通じて、様々なつながりがうまれています。これまで続けてきた取り組みや成果を内外に示す機会として、また同じように現場でチャレンジする仲間を広げる機会として、ぜひご活用ください。
「グランプリ」は特定のスポンサー企業をもたず、純粋なコンテンツマーケティングのコミュニティによる運営となります。外からなかなか見えにくいオウンドメディアの取り組みを、様々な方に知っていただく機会になれば幸いです。

選考対象 2024年11月までに公開された、企業・団体・個人が運営する、
・マーケティング(集客・育成・成約)
・ブランディング(広報)
・人材採用
・社内教育・社内報
を目的とするオウンドメディア、または、SNSの企業ページ/アカウント/チャネル。
WEBに限らず紙媒体・映像媒体なども応募可。媒体に制約はありません。

アフィリエイト目的の個人ブロガー、YouTuber、プロのメディアなど、発信する情報そのもので収益を得るメディアは審査対象外。ECサイトの商品を紹介・販促するためのコンテンツは対象となります。
応募締切 2024年12月31日まで
応募資格 オウンドメディアの運営当事者による自薦、当事者以外の他薦のいずれでも応募可能。
※おひとり様、何作品でも応募可能です。
※過去にエントリーいただいた作品でも再エントリー可能です。(過去の受賞作品を除く)
審査プロセス 1. Content Marketing Academy公式アンバサダーによる投票
2. 審査委員による詳細審査(対面でのインタビューを含む)により受賞メディアを選定します。
※他薦の場合は受賞決定となった場合にのみ、当事者の方へご連絡を差し上げます。
※エントリーと審査プロセスで運営事務局から費用を請求することは一切ございません。
受賞カテゴリー 受賞カテゴリーは主に以下を予定しています。(審査結果や応募作品次第で変更の可能性があります)

【グランプリ(以下カテゴリから最大5つ程度選出)】
・noteコンテンツ部門:noteで公開&運営している作品
・コミュニティ部門:一次選考のCMAアンバサダーによる得票数が最も多い作品
・ブランドコンテンツ部門:企業や商品のブランディングに寄与した作品
・リクルートコンテンツ部門:主にリクルート(新卒採用・中途採用)などを目的とした作品
・教育コンテンツ部門:教育機関による発信や専門教育を目指した作品
・ECコンテンツ部門:ECサイト内のコンテンツやEC購買ヘ誘導することを目的とした作品
・動画コンテンツ部門:動画コンテンツを中心とした作品(YouTubeチャンネルなど)
・音声コンテンツ部門:ポッドキャストなど音声を中心とした作品
・誌面コンテンツ部門:紙媒体を中心とした作品
・ビルディングオーディエンス部門:顧客との信頼を段階的に構築する優れた戦略を持つ作品

【優秀賞】
上記グランプリには惜しくも届かなかったが、優れた作品を最大6作品程度選出

【奨励賞】
運営期間が短い、コンテンツの規模が小さいが今後の発展が大いに期待できる作品を1つ選出
受賞後の流れ 1. 受賞作品には直接事務局よりご連絡を差し上げます。
2. ご同意いただいたうえで、CMAによるニュースリリース&公式WEBサイトにて受賞作品を発表します。(2025年3月25日~4月1日の間)
3. 受賞者様のための授賞式を開催します。(2025年4月中)
4. Content Marketing Academy(CMA)またはオウンドメディア勉強会によるイベント登壇やインタビューコンテンツを掲載します。(2025年5月~11月の間)
5. CONTENT MARKETING DAY2025へのご登壇を依頼します。(2025年11月開催)
受賞のメリット ・マーケティング業界内での知名度向上
・CMAによるニュースリリース発信/受賞ページ/メルマガ/取材記事等
・次回CONTENT MARKETING DAY2025の登壇
・業界内の各種メディアによる取材&登壇の可能性
・他の受賞企業とのつながりが生まれる
・受賞企業が集う授賞式でのネットワーキング
・CMAによるメディア間&企業間のコラボの推進
・内部のモチベーションアップ/関係性強化
・オウンドメディア担当者の社内評価アップ
・代理店様とクライアント企業様の関係性強化
・CMA主催の参加者限定の勉強会やセミナーに優先でお声がけ
ハッシュタグ #CM_GP2024

審査委員と審査基準

村上 健太

村上 健太

Content Marketing Academy

集客数やリード獲得数など量的な評価に加え、コンテンツの品質と、そこから垣間見える運営側の熱意にも注目しています。独自の高品質コンテンツの力で、商品やサービスの新たな価値を創出し、さらには社会全体に便益を生み出すような、意欲的なチャレンジを応援しています。

渡辺 一男

渡辺 一男

CONTENT MARKETING LAB

何らかのきっかけで商品を欲しくなり、色々と検討して、最終的に決めるという一連の流れに寄り添い、購入までに必要な情報を適切に提供することで、最終的に満足度の高い購買体験をもたらすコンテンツと戦略設計を評価したいと思います

野島 光太郎

野島 光太郎

ウイングアーク1st株式会社

顧客の成長を願い、共に歩む中で自社や自身も少しずつ成長していく—そんな小さな、でも着実な歩みを大切にしたいと考えています。必ずしも今の成果の大小にはこだわりません。日々の試行錯誤の中で、メンバーそれぞれが創意工夫を重ね、前を向いて取り組める仕組みづくりの芽を探したいと思います。そして何より、顧客と共に成長する喜びを感じながら、その道のりで得られる気づきや組織の変化を大切にする思いに共感できたら...と考えています。 審査を通して、皆さまの素晴らしい取り組みを拝見できることを楽しみにしております。

壽 かおり

壽 かおり

オウンドメディア勉強会

楽しんで運営していることがコンテンツから伝わり、読者・視聴者とのコミュニケーションを通して、企業やサービスの情緒的価値を高める活動をしているオウンドメディアが増えて欲しいと思っています。次の更新を心待ちにするようなファンがいる、そんなオウンドメディアを応援したいです。

中山 順司

中山 順司

オウンドメディア勉強会

・中の人がイキイキと楽しみつつ運営している
・独自コンテンツのための創意工夫がある
・中の人の努力が読み手の課題解決につながっている

フジイ ユウジ

フジイ ユウジ

Agend編集長

中間指標を追うためのものではなく、また事業への貢献がわからない感覚的な運営でもない、事業全体を支えるために設計されたコンテンツマーケティングであるかを重視します。 また、その設計思想を体現したメディアや記事であるか、一貫性を持って有効に機能しているかを基準にできればと考えています。

主催

  • CMA CONTENT MARKETING ACADEMY
  • オウンドメディア勉強会

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