「SNSの終わりに備えよ」。9月に米国で開かれたContent Marketing World(CMWorld)2019のキーノートにおいて、衝撃的な発言が飛び出した。SNSというプラットフォームにオーディエンスとの接点を置き、それに依存することはあまりにリスクが高い。プラットフォーマーの都合によっていつ接点が失われるか分からないーーというのがその理由だという。
では、我々はどうすべきか。1to1コミュニケーションが可能なメールに取り組もう、というのがCMWorldの主張であった。アドレサブル。つまり誰であるのか特定可能な状態にできるメールこそが、最強のチャネルかつ最強のコミュニケーション手段だという考えが、米国では広まりつつあるようだ。
本イベントは、CMWorld2019に参加した2人が、コンテンツマーケティング業界で注目を集めるメールマーケティングやメールマガジンについて、熱く議論。メール関係セッションが数多く設定されていた今年のCMWorldの振り返りを行うとともに、メルマガ制作のメソッドについても共有する。古くて新しいコンテンツマーケティングの最強チャネルであるメール。今一度、その価値を見直そう。
■タイムテーブル
18:30 開場・ネットワーキング
19:00 イベントスタート
・アドレサブルな情報を確保せよ:コンテンツマーケティング業界はメールマーケティングへと舵を切った(ぐるなび伊東)
・3年間一度も休まずに続けて分かった! メルマガで制作の極意と獲得できるアセット(クマベイス田中)
・Content Marketing World 2019 のメイントピックはメールだった(2人によるトークセッション)
・質疑応答
20:15 ネットワーキング
20:45 終了
戦略推進室 シニア アドボケイト
2000年に株式会社NKB入社。2004年より東京メトロと共同運営する地域情報サイトの立ち上げ、運営に参加。2007年10月株式会社ぐるなび入社。「ぐるなび」を中心にSEO及びソーシャルメディア施策、ウェブ解析、コンテンツマーケティング等を担当。
田中 森士
株式会社クマベイス
代表取締役CEO
熊本市在住。熊本大学大学院で消費者行動を研究した後、熊本県立水俣高校で常勤講師として勤務。任期満了後、産経新聞社に入社。神戸総局、松山支局、大阪本社社会部を経て退職し、2015年、コンテンツマーケティングの代理店・株式会社クマベイスを創業した。主に中小のB2B企業を対象に、コンテンツマーケティングのコンサルティングやコンテンツ制作のサービスを提供するほか、セミナーやワークショップ、講演活動にも積極的に取り組む。また、バックパッカー時代に培ったフットワークの軽さが取り柄で、マーケティング関連の海外カンファレンスにも積極的に参加している。