約10年前、日本国内でコンテンツマーケテイングが広まり始めた時期に、本ラボは発足しました。
それから、様々な記事コンテンツや、前著「Web コンテンツマーケティング サイトを成功に導く現場の教科書」(エムディエヌコーポレーション)を通じて、コンテンツマーケテイング関連の情報発信を続けてきました。
いまやコンテンツマーケテイングは、様々な企業や団体による発信や取り組みが増え、10年前に比べて、確実に業界内での市民権が得られてきたと感じます。
一方で、ここ最近の世の中は、激動の時代を迎えています。コロナ禍の影響もあり、特にDXによる大きな変革のうねりがビジネス界に起こっているといえるでしょう。
新刊「DX時代のコンテンツマーケテイング」は、本ラボの母体である「Content Marketing Academy」による、のべ300社以上のコンテンツマーケテイング戦略設計支援や、参加者数千名のコミュニティイベントを通じて学んだ、実践手法をまとめたものです。
DXの領域は広く、全体像が見えにくい部分もあります。ビジネス現場でも、DX改革に前向きに取り組もうとする反面、具体的にどのように進めればよいのか、どんな手法をとればよいのか、迷っているという声を多く伺います。このような状況で私たちは、コンテンツマーケテイングが培ってきた顧客理解や、コンテンツ発信の手法こそが、DXの課題をきりひらく鍵だと考えています。
コンテンツマーケティングに取り組まれている方、DXに取り組まれている方、マーケティングを学ばれている方などに、ぜひ手に取っていただきたい書籍です。
本書は、インターネットでの流通に限定した電子書籍先行の販売です。既存の出版業界の制約にとらわれず、従来型の書籍では難しかった、書籍の内容を大胆に活用したプロモーションや、「販売して終わり」ではない、書籍の内容を継続して解説するコンテンツ発信などを続けていきます。